自分の居場所のいいところを探すのだっていいんじゃない?

オリンピアスタデイアムでHertha BSCの試合を見に行ったとき

ブログを更新していない間は人に会い続けていました。

「懐かしいな、元気そうでよかったな」と思いつつも、どの人に会っても思うのが関係を結びつけていたのが「生活をする上で共通点がひとつでもあることでつながっていたこと」です。

簡単に言うと”学校” “会社”のグループに所属していたことで私の人間関係は支えられていました。もちろん会社に勤めるようになってからは仕事に関係ないところでも知り合いは増えましたが、基本的には1日の大部分の時間を過ごしていた学校か会社のグループにいることで私の人間関係は保たれていました。

出会った人と関係を築けたのは自分の資産だと思っていますし、これからもずっと仲良くし続けていきたいなと思います。

ただ、今感じているのが付き合う人を考える必要があるということです。

安定志向の人といることに息苦しくなってきた

日本に滞在してから早1ヶ月くらい経ってしまいましたが、すでにドイツに戻りたい気持ちでいっぱいです。

部屋が見つかり次第航空券をとって戻るつもりでいます。その理由も、「ここにいると安定志向の人の考えに絡め取られてしまう」と感じたから。

日本人は良くも悪くも大多数は安定志向が強い人が多いです。

総務局の2016年のデータによると、15歳以上の労働力人口平均6,648万人のうち、役員を除く雇用者が5,372万人となると、ほとんどの人が会社に雇われているということでで、8割くらいは会社員ということになります。

■(参考)日本の2016年労働力人口

(1)労働力人口は 50 万人の増加

労働力人口(15 歳以上人口のうち,就業者と完全失業者を合わせた人口)は,2016 年平均 で 6648 万人と,前年に比べ 50 万人の増加(4年連続の増加)となった。男女別にみると,男 性は 3765 万人と9万人の増加,女性は 2883 万人と 41 万人の増加となった。

(出典:総務局HP  http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/pdf/index1.pdf

■(参考)日本の2016年における雇用者人口

2016年平均の役員を除く雇用者は5372万人と,前年に比べ88万人の増加となった。このうち正規 の職員・従業員は3355万人と51万人の増加となった。一方,非正規の職員・従業員は2016万人と36 万人の増加となった。”

(出典:総務局HP  http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/pdf/index1.pdf)

 

会社のなかで会社員を続けていくためには、周りと歩調を合わせることも非常に重要な要素なため、たいてい同じような考えの人同士で固まります。会社にずっと在籍するのであれば、会社の方針に沿った人間しか求められません。そうじゃなければ簡単に職を失うからです。

営業であれば目標値を超えられなければ必要とされないし、事務職であれば日々の問い合わせや書類さばきなどがダメなら最悪クビになるといった感じです。クビにならないためには職務に外れたことをしないようにするというのがほとんどの人が考えることであり、それが生きて行く上で重要なことになるので安定志向になるのは当然とも言えます。私はこのことについてどうこう言うつもりはありません。

私がこの短期間で昔の同僚とつきあうのが息苦しくなった原因は、会社員として仕事をしている人たちとフリーランスとして仕事をしている私との間で埋められ難い断絶があるなと思ったせいです。

 

なぜ息苦しかったのか?

昔の同僚と話をしていると、「今何してるの?」から話が始まります。

今はフリーランスとしてウェブから仕事をもらっていると話すと、大抵の人は「フリーターみたいなもの」という解釈をしてすぐに次の話題に移ります。理解できないからそう解釈したほうが早いんだなというのが私の感触。

企業と時給を決めて働いていたこともありますが、固定報酬として決めて働いていたこともあります。いろんなパターンがあるのでフリーターとはまた違います。

ドイツでフリーランスビザを申請してそれが通ったので、個人事業主です。

まぁわかろうとしないのでそれ以上話を続けるのも意味がないかと思って私もそれ以上説明はしないのですが、これってモロに社会が私に対する反応と同じなんですよね。

会社に勤めていると「こうすべき」ということがなんとなくわかっているので、それに慣れている会社員はどうしても常識的な頭で考えようとして、それが一番正しいというような言い方をします。

でも、世の中には絶対に正しいことなんてないんです。

こういったことが次々に起こると、いちいち説明するのも面倒くさくなってきます。私も会社員だったのでそのような思考方法はわかります。

要するにめちゃくちゃ居心地が悪い。

 

これから日本がフリーランスの人にも生きやすい国になってほしい

ドイツにはフリーランスの人がゴロゴロいます。特にベルリンはアーティストに寛容な街なので、普段何をしているかわからない人は町中にあふれていますし、スーツを着た人なんかがいれば珍しくて思わずジロジロ見てしまいます。

場所が変われば人の見方も簡単に変わるんだな〜と思う体験でした。

日本にいると他人からの余計な干渉や、余計なお世話ともいえる説教をする人が少なくない。

(こういう説教って、誰にも迷惑をかけてないのに言われる意味が本気でわかりません)

私が感じたのが、がんじがらめにされた価値観に殺されているのが日本人だと思います。

決められた枠のなかでお互いを傷つけあって生きているような印象を受けます。苦しいのはわかりきっているのに、選択肢が他にもあるということを知らないために自分が今いる場所でしか生きていけないと思い込んでいる。私の周りでも「苦しいよ、仕事辞めたいよ」と言っている人もいますが、なかなか仕事を辞めることをしない。

私はそういう意味のわからない枠をぶち壊したいと思っています。

なぜなら私は今まで社会のどこにも適合することができなかったからです。適合するように努力しましたが、病気になるほどまで自分を変える意義がどこにもありませんでしたし、周りの人にも病気になるほど頑張って欲しくないと思うからです。

 

人生は自分が思っているほど複雑なところではない

周りが同じような考え方をする人ばかりで自分が居心地が悪いと思っているのであれば、自分が居心地がいいと思える場所を探すのもアリではないでしょうか?

私は今まで日本に暮らしていて居心地の悪さしか感じたことがなかったので、30歳にしてドイツに飛び出したところ「世界は自由なんだ」と思えました。

ただひとつ私がドイツで体験した不自由が「日本人と関わったことで感じた不自由」でした。日本人コミュニティのなかでは日本人のみに適用される日本人ルールがあって非常に居心地が悪かったので、私は日本人と付き合うことをやめました。

私を海外かぶれの日本人だと思いますか?

そう感じるのもしょうがないと思いますが、日本人は非常に独特な価値観を持つ民族だと思います。集団としてまとまることが良いこととされているので、私のような一匹狼には全く合わない土壌です。

今までいろんな場面でうまくいかないことが多かったですが、自分が居心地のいい場所を探すことで次の活路が見つかった気がします。

人生、どう生きようがぶっちゃけなんとかなります。私も適当に生きてきましたが、実際なんとかなってます。

死ぬほど辛いということがあるならやめたほうがいいし、やりたいことにとりかかったほうがいい。自分が思っている「やらなければいけないこと」は「自分が本当にやらなければいけないこと」でしょうか?突き詰めていくと、案外他人から期待されているからそうしているだけのこともあります。

他人なんて結局は自分のことしか考えていません。

シンプルに、自分のやりたいことを人の目なんか気にすることなくやってしまえば幸せな社会になるのではないか、私はそう考えています。

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