ドイツには再配達がない!?ドイツの配達事情とは

2017年10月5日

 

どうも、Cassini(@cassini0720)です。

 

私はドイツに住んでていいなと思うことがいくつかあります。そのひとつが宅配便の方法が日本と違うこと。

ちょうどさっきご近所さんの配送物を預かったので、今回はドイツの荷物の配送について書きたいと思います。

 

 

ドイツには再配達自体がない!?

 

日本では運送会社や郵便局が荷物や封書を持ってきた時に受け取れないと不在表がポストに投函されますよね。

 

再配達してほしい日時を指定すると届けてくれるのですごく便利なサービスです。特に一人暮らしをしている人からすると家を空けていることが多いので重宝します。

 

しかしドイツでは荷物が受け取れないと、真っ先にご近所さんに荷物が預けられます。

 

 

配達人は本人が不在だとわかると同じアパートの隣の部屋の人に荷物を預けます。同じ階の人がいなければ上下の階の人に預けて、本人には「⚪︎⚪︎さんのところに荷物を預けました」というメモを残します。

 

帰宅したあとに本人がそのメモを見て荷物が預けられた人の元まで行って受け取る、というのが日常茶飯事。こういう事情もあってか、同じアパートに住む人同士でコミュニケーションを良くとるのが普通です。

 

中には気難しい人もいるかもしれませんが、自分も迷惑かけるから相手の迷惑もある程度受け入れている感じがします。だから同じアパートに住む人の荷物を代わりに受け取ってあげるという関係が成立しているのかもしれません。

 

このようなやり方に慣れていなかった私は渡独当初戸惑いましたが、むしろ同じアパートに住んでいる人同士風通しが良くなるし、そこでコミュニケーションが生まれるので良いなと思いました。

 

荷物が誰にも受け取られない時はどうなるのか?

 

もし同じアパートの人全員がちょうど不在となれば、配送センターに戻されるので自分で取りに行かなければいけません。

配送センターは地価が安い郊外にあることが多く、ここまで都度取りに行くのは面倒だし、大型の荷物だと車がないと受け取りが難しくなります。車を持っていない人だったら誰かに車を出してもらうとかしないと運べません…。

 

時間指定できる配送であればよいですが、日時指定でない荷物が届けられるときは自分が在宅していないと確実に受け取れないので、なかなかこの辺は面倒です。受け取りが難しい大型の荷物が届くときは色々調整して荷物が来るまで在宅するしかありません。

 

日本ではこのような配送方法が通用するか?

日本では近所の人に自分の荷物が預けられるのは信じられないことだと思います。

 

近所に誰が住んでいるのかわからないことも多々あるので、知らない人に荷物が預けられること自体考えただけでもホラーに近いものがありますね。一人暮らしの女性は特に怖いかもしれません。

 

私が一人暮らししているときは隣の部屋にどういう人が住んでいるのかわからなかったので、荷物が隣の人に預けられると考えただけでゾッとしますね。

 

日本は田舎暮らしでもないかぎり近所付き合いが希薄になりがちなので、ご近所さんに荷物を預ける制度は日本では機能しなさそうです。滅多に顔を合わせない隣の人が変質者というケースもありますしね。日本ではこういったドイツの荷物配送は通用しないからこそ、アパートの宅配ボックスが機能しているのでしょうね。

 

日本の配送会社がネット通販の配送も加わっててんてこ舞いなのは未だに変わりないと思いますが、全世帯に宅配ボックスを設置すればよいのでは?なんて思ってしまいますね。ボックスには入らない荷物だけ再配達するとか。そうすれば負担が減るような感じがします。

 

私はドイツのこの配送のしくみは無駄を減らせるという意味で良いと思っています。

日本のサービスはいろんな面で至れりつくせりでサービスの受け手が甘やかされているからこそ様々な無駄が生じていると思います。日本の場合再配達の連絡表が入っていても、こちらから連絡をしないままだと配送員が不在の間に何度か訪問して、留守が重なるということもありますからね。マニュアル化されてるからかわかりませんが、配送員の人がちょっとかわいそうになるときもあります。

 

荷物が届かなくても別に死にはしないし、指定日時に届かないと愚痴るんなら余裕を持って配送できるように自分でアレンジすればいいだけの話では…?なんて思います。

 

ドイツの配達事情は「荷物あずかっといたよ」「あ、そうなんだ。受け取ってくれてありがと〜」って感じでゆるい空気が流れてるような気がします。笑

 

こういう小さな負担が積み重なって人の時間を奪っているのだったら、仕組み自体を変えちゃえばいいのではないのかな〜と私は思います。

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