ドイツでフリーランスビザを取得しました!手続きに必要なものと申請の様子について

2017年10月18日

すっかり春の陽気のベルリンです。

さて、昨日私は外国人局に行っていました。

 

フリーランスビザをもらいにいくためです。私のワーホリビザが3月末だったので、2月にこれをやっているということは結構ギリギリです。本当であればビザが切れる数ヶ月前に予約を入れて手続きを行った方がいいのですが、私の場合ワーホリビザが残っているのでなんだかもったいないと思ってギリギリにしました。

 

とは言ってもこのフリーランスビザ、外国人局に行けばぽんと出してくれるわけではありません。

必要な書類や仕事の実績、推薦状がないと簡単に出してくれません。

私は大した書類も持って行ってなかったのに、なんと1時間くらいで全ての手続きが終わるという奇跡的な体験をしたので、これからフリーランスで活動したい方の参考になればと思います。

 

フリーランスビザで必要な書類

フリーランスビザで必要な書類は以下です。(ベルリンの公式HPより。)

・有効期限内のパスポート

・証明写真(35mm x 45mm)

・申込用紙(初回のみ)

・ファイナンシャルプラン

・売り上げ見込み

・履歴書

・健康保険(ビザ申請に有効なもののみ)

・住宅契約書

・ベルリンでの住民登録

一応以上が必要な書類となっていますが、これにプラスして以下の書類も非常に重要です。

・銀行残高

・請求書(なければ受注書でも可)

・ドイツの会社や個人から発行された推薦状

※銀行残高については、楽天銀行がメインだったのでスクショしたものを持っていったらドイツの銀行でないと有効ではないと言われたので、「訊かれたら提出する」という作戦でいきました。

 

実際の申請はどのように進められるのか?

 

申請の時の様子については、どのブログを探してもあまり書いていないので少し書いておこうと思います。

私は当日プロの方にご同行頂きました。申請は個室で行われます。

入室すると若い(20台前半くらい?)のドイツ人男性一人がパソコンの後ろに座っていました。この時に自己紹介をしようと思ったのですが、何やらパソコンで作業しているらしく話しかけられる雰囲気ではない…。プロの方に書類を出してくださいと言われたので、まとめておいた書類を渡しました。

私はドイツ語がほとんど話せないため、プロの方に通訳をしてもらいました。

 

担当官から訊かれたこと

そこで担当官が聞いてきたのは以下のことです。

・ドイツの会社から継続して受注書をもらっていないか?

・請求書はもっとないか?(私の場合1枚しか持って行きませんでした。しかも印刷ミスで金額欄が切れていた…)

・大学の卒業証明書(英文)はないか?(ドイツは学歴社会のため、プロの方曰くこういうのは必要らしいです。私は取り寄せていなかった…でも口頭で外国語学部卒業とプロの方に説明していただいた)

 

意外にもシンプルな質問で、私はもっと奇想天外なことを突っ込まれるのだと身構えていました。実際の面接では正味15分くらいでしたか、面接官が書類を結構読み込んでいて、日本語で書かれた書類と翻訳した書類を割と長い時間チェックしていました。ぽつりぽつりと質問をするという感じです。ドイツの役所では担当官によって必要な手続きや書類が変わるので、かなりラッキーでした。

 

書類を見終わって、「13ヶ月のビザが発行されます」と担当官から言われ、やったー!と思ったのもつかの間、プロの方から「まだ油断はできません」と言われました。どうやら担当官のチェックのあと、さらに上司からもチェックが入り、担当官はOKだったけれども上司のチェックではNGということもあるらしいです。

ということで再度予約番号が出て呼ばれるのを待ちます。

再度入室。

 

すると先ほどの担当官が笑顔でビザの説明をしてくれました。その手には私のパスポートがあって、新しいフリーランスビザのページができていました…!ついに!ビザがもらました。

当座の課題は、ドイツの会社または個人からもっと仕事をもらうこと。これは次の申請までに増やすことが条件です。

それから60ユーロを支払うと、手続きは完了。ビザ問題は数ヶ月私の頭をもたげていた問題だったので、かなり嬉しかったです。

 

※ビザ取得費用は人によって異なります。

 

何故ほとんど実績もない私がビザを取得できたのか?

 

私はほとんど日本のクラウドソーシングでウェブ上でお金を稼いでいます。日本語で書かれたものがほとんどで、たまに英⇄日翻訳もしていますが、比率でいうとライティングの方が多いです。

 

申請で重要なのが、何故ドイツで仕事をしたいのか?です。

私の仕事は今のところドイツでないといけないということはありません(将来的には、ドイツと関わる仕事をしたいですが)。

 

一番決定的だったのが、ドイツの大学教授から推薦状をもらっていたことだと思います。

 

以前日本の文献をさらっと要約して英語に翻訳したのですが、その時の翻訳が研究上役に立ったという推薦状を出してもらったことで通ったようなものだと思っています。この大学教授が先日ドイツで有名な賞をとって新聞の一面を飾ったような人だったので、ほぼこれに尽きるでしょう。あとは私のパートナー(教授の部下)、外科医の友人からも推薦状を貰い、計3枚の推薦状がモノを言ったようなものです。

 

つまり、私一人の力ではなく周りの人に助けてもらったということが大きいです。

 

私はなんでも一人で進めてしまうタイプで、それが生きる上で一番いいことだと思っていました。今回の申請で感じたことは、自分のそういった慢心だけだったらおそらく何も実現しなかっただろうということです。最初はプロの方を通さずに申請をしようと思っていましたが、やはりプロの方はポイントを押さえているので、私が丸腰で行ったところで多分ダメだっただろうなと感じました。

いい意味で人に頼るのも、スムーズに事を進める上では大切。

 

しかし、ビザ取得はまだスタート地点であり、これからが正念場です。私はドイツ人の知り合いが少ないため、少しずつコネを広げていかなくてはいけません。それを仕事につなげるのが非常に重要。

ドイツでもし仕事をもらえる方法があったときは、シェアしたいと思います!

 

2017/4/15追記:

申請に必要なドイツの住民登録の証明書ですが、これにプラスして賃貸契約書(WGの場合はHauptmieter/in(賃貸契約者)と不動産会社or大家との賃貸契約書)+不動産会社からのリファレンスレターも入手できるようだったら入手してください。

担当官によってはWGであっても賃貸人が違法に又貸しを行っていないかチェックするケースもあるそうです。

私の場合はWGをしていた賃貸人が賃貸契約書のコピーを渡すことを拒否したので持っていけませんでしたが、あるには越したことがないです。私は運良く突っ込まれませんでした。

スポンサーリンク