私がドイツに行った理由

2017年5月13日

いろんな人から「なぜドイツに行くことにしたの?」と訊かれます。

「昔からドイツに行きたかったし、ドイツ語を勉強したかったから」と答えると、「ふ〜ん…」とわかったようなわからないようなふにゃっとした相槌が返ってきます。

なぜドイツへ1年間ワーホリをすることにしたのか?私の思考回路はこんな感じでした。

1. カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・イギリスをはじめとした人気の英語圏→競争高そう。英語喋れる人は腐るほどいるしなぁ…

2. その他のワーホリ提携国→特に興味ない

いたって単純ですね。自分のなかではこんな感じですんなり行き先を決められたのですが、他人から見ると私がなぜ突然ドイツに行くことにしたのかいまだにわからないようです。まぁ、他人がわかろうがわかるまいがどうでもいいんですけど。

帰国した今でこそ「ドイツよかったよ!」と周りの人に言ってますが、最初はなかなか生活が安定せず苦労の連続でした。

 

ドイツでの暮らしは全て順風満帆ではなかった

私は2016年の3月末から1年間ワーホリでドイツに滞在しました。

最初はベルリンに到着し、これからベルリンで住むところを見つけるぞ!と意気込んでいましたが、全くベルリンで住居が見つかりませんでした。その間ホテル暮らしだったので、「部屋が見つからなかったらどうしよう…」とかなり不安だったのを覚えています。

ベルリンでなかなか住居が見つからなかったので、ハンブルクで2ヶ月住むことにしました。

ハンブルクは綺麗な街でしたが、どうも私とは水が合わない街でした。「落ち着きすぎてつまらない街」が私の印象です(ハンブルクが好きな人はごめんなさい…)。

当時のルームメイトが粘着質な男性で相当滅入っていたのもありますが、ハンブルクの滞在もあとわずかという頃に部屋の近くを歩いていると、歩道に落ちていたあるビラが目に留まりました。

Nazi Propaganda (ナチ・プロパガンダ)

右翼団体のビラでした。まぁそういう団体もあるだろうな…くらいで最初は気にも留めなかったのですが、翌日またその近辺を通ると同じビラが風に吹かれてどこかへ行くこともなくへばりついていました。その時瞬間的に「あ、このハンブルクという街は徹底的に私を受け入れる気がないんだろうな」と感じ、以来二度とハンブルクへは行くまいと決意した出来事でした。

私は霊感みたいなものは全くといってないのですが、紆余曲折はありながらも選択したことが結果うまく行くので、こういう直感は大事にしています。

 

ベルリンに引っ越して一転、充実した毎日

日曜日になると開催されるマウアーパークのカラオケ大会

ベルリンでは最初日本人だけのシェアルームに移りました。住環境は前と比べると格段に良く、ルームメイトに干渉されないということだけで幸せを感じました(それまではハンブルクのルームメイトからストーカーばりの干渉を受けて抑うつ状態でした)。

この頃にはベルリンのミートアップイベントにも行ったり、語学学校に通いだしてクラスメイトと仲良くなったりと楽しい時期を過ごすことができました。ベルリンの初夏は本当に快適です。日本みたいに湿気がないので、不快な暑さもなく、夜9時くらいまで明るいのでいつまでも遊んでいられます。

天気は変わりやすいですが、太陽がではじめるとみんなニコニコして幸せそう。

ベルリンのいいところはまさにここで、みんな自分たちの生活を楽しんでいるというのが一目でわかるところ。エネルギーも感じますが、頑張りすぎるのはなんとなくダサいような感じで「まぁまぁ、そんな肩肘張らずにリラックスしようや」みたいな雰囲気。

余裕があるせいなのか、困ったことがあるとすかさず「大丈夫?」と見ず知らずの人が助けてくれます。ありがたい…。

 

秋頃に本格的にフリーランスとしての仕事を意識するようになる

夏からレストランで仕事を始めたので日々が怒涛のように過ぎて行きました。正直飲食業界はあまり好きではなく、選択肢もあまりなかったのでしぶしぶ働いていた感じです。「いつかこの仕事をしなくてもいいようにしたい」と思いながら働く日々。

かといって日本に帰ってまた会社員になるのも嫌でした。

その頃登録だけしていたクラウドソーシングサービスで少しずつ翻訳やライティングの仕事が増えるようになり「これなら細々とでも暮らしていけるかも?」と思ったのがフリーランスになったきっかけです。

一日中部屋に引きこもっていても全然苦ではないですし、むしろ家にずっといたい性分なので、在宅ワークができるフリーランスは私にとって魅力的に映りました。

ワーホリビザが切れる1ヶ月前になり、周りのサポートも十分すぎるほど受け、晴れてフリーランスビザを取得することができました。とは言っても、継続して収入を得続けることが前提なので、正念場はここからなのですが…。

 

自分が思っていた結末と全く違うものになった

私はワーホリをすると決意したときはフリーランスビザを取ろうなんて思っていませんでした。ドイツ語が話せるようになって、あわよくばドイツの会社に就職したいな〜というふんわりした期待だけ持っていました。

しかし会社員として働くことに全くイメージがわかなかったこと、またどんな企業で働きたいのかもわからなかったので、流されるがままにフリーランスになったという感じです。うまく流れに乗れたので結果オーライ?

今までの自分の生活について、またこれから自分がどうなりたいのかについて考えるきっかけとなったドイツ滞在。

まだまだ順調とは言い難いですが、なんとかやっていけるように思考錯誤している日々です。

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